コンピューターってなに？:出力装置（しゅつりょくそうち）って何をするもの?

出力装置(しゅつりょくそうち）って何をするもの?

出力装置しゅつりょくそうちとは、パソコンが処理しょりした結果けっかを表示ひょうじしたり、私わたしたちが入力にゅうりょくした文字もじや動うごかしているソフトウェアなどを人間にんげんがわかるように見みせるための機器ききのことです。
例たとえば、 カメラで撮とった画像がぞうをパソコンに保存ほぞんし、ディスプレイで見みる場合ばあいの出力装置しゅつりょくそうちは”ディスプレイ”、パソコンで作つくった手紙てがみをプリンターで印刷いんさつした場合ばあいの出力装置しゅつりょくそうちは”プリンター”です。

出力装置しゅつりょくそうちとはパソコンがやっていることを見みえるようにするためのもので、主おもにディスプレイがあります

ディスプレイは、どうやって選んだらいいの？

ディスプレイを選えらぶときに必要ひつような情報じょうほうは「大おおきさ」と「解像度かいぞうど」です。
それぞれどんなことなのでしょうか

・大おおきさ：テレビと同おなじように”インチ”という単位たんいで大おおきさを表現ひょうげんします。
　　　　　大おおきいと、大おおきな画面がめんで操作そうさをすることができます。

・解像度かいぞうど：ディスプレイは、画面がめんの大おおきさを細こまかく分わけて表示ひょうじをしています。
　　　　　その分わけられた1つを”ドット”と呼よび、ドットが小ちいさいほど、きれいで滑なめらかな文字もじや絵えを表示ひょうじできます。
　　　　　ドットが小ちいさい（ドットの密度みつどが高たかい）ことを、”解像度かいぞうどが高たかい”と表現ひょうげんします。

プリンターは、どうやって選んだらいいの？

プリンターにはいろいろな種類しゅるいがありますが、一般的いっぱんてきに家庭かていで使つかうものとして普及ふきゅうしているのは「インクジェットプリンター」という、細こまかなインクの粒つぶを紙かみに吹ふき付つけて印刷いんさつするものです。
企業きぎょうでの用途ようとなどで大量たいりょうに印刷いんさつしたり、インクがにじまないようなもののほうがいい場合ばあいは、「レーザープリンター」というプリンターが適てきしています。レーザープリンターは、インクの粉こなを紙かみにのせてレーザーで溶とかしてくっつけることで印刷いんさつします。

まとめ

パソコンを使つかうためには、今いまパソコンがどんな状態じょうたいなのか見みるための出力装置しゅつりょくそうちが必要ひつようです。

パソコンを使つかうとき、今いまパソコンがやっていることを見みたり、パソコンへ入力にゅうりょくしていることを確認かくにんしたりするために、出力装置しゅつりょくそうちが必要ひつようです。
出力装置しゅつりょくそうちは主おもにディスプレイとプリンターを使つかいます。

保護者の方へ

パソコンにとって、入力装置と同じように出力装置も大事な装置のひとつです。

ノートパソコンでは（ディスプレイとキーボードが）一体化しているので、それが個別の装置ということがわかりづらいかもしれません。それぞれの役割について、お子さんと話してみるのも良いですね。