ゲームをするルールを自分で考えて、おうちの人と約束をしよう!

リリナ

レンくんいて…。ゲームをやっている時間じかんたのしくて、ついついなが時間じかんプレイしちゃうの…。

レン

オレも最初さいしよなが時間じかんプレイして「ゲームを捨てるぞ!」とおこられたことあるよ…。リリナちゃんは、うちのひととゲームをするときの約束やくそくめているかな?

リリナ

ママから1にち1時間じかんまでね、と約束やくそくしているわ。でもなかなかまもれなくて…。やすみのは1時間じかんだけじゃなくてもうすこたのしみたいの!

レン

やすみのはもうすこしプレイしたい!とはなったことはあるかな?オレはうちのひとはなって、ゲームをするときのルールをめたよ。

リリナ

そうなの?おうちのひとはなう…していなかったわ。どういうところをはなえばいいか、レンくんおしえてくれる?

レン

もちろん!たのしくゲームをするために一緒いっしょかんがえよう!!

目次

なぜルールを決めることが必要なの?

毎日まいにち生活せいかつ宿題しゅくだいならごとなど、ゲームのほかにやることはたくさんありますね。ゲームには依存性いぞんしょうといって、あなたがながくプレイしたくなるしかけがたくさん用意よういされています。そのため、なかなかゲームをわらせられないことも。また、オンラインゲームでかおらないひととつながれますが、きたない言葉ことばをつかうひとやいじわるをしてくる人もいます。

サッカーや野球やきゅうにもルールはありますね。ルールはみんなが安全あんぜんたのしくプレイするためにめられたものです。ゲームも安全あんぜんたのしくプレイするために、はじめるまえにルールをめることが大切たいせつです。

あなたとおうちの人のオリジナルルールを作ろう!

ルールをめるときには、あなたの気持きもちをまとめたリスト(メモ)をつくってみましょう。

いざゲームのルールめをはなうと、あなたの気持きもちとおうちのひと気持きもちは一緒いっしょではないことがおおいです。しかし、ここであきらめてしまってははなしすすみません。そこであなたの気持きもちをわかりやすくかみいてリストをつくってみてはどうでしょうか?

リストに内容ないよう以下いかのものがおすすめです。

  • 学校がっこうがあると、ないのプレイ時間じかん
  • ゲームでおかね発生はっせいするときどうするか
  • ゲームをしている相手あいてから名前なまえ住所じゅうしょかれたときどうするか
  • いえそとにゲーム本体ほんたいすか?持ち出すときのルール
  • うえのルールがまもれなかったとき、あなたはどうするか

ほかにもおもいつくものがあれば、たくさんきだしましょう。リストにまとめたらはないをしてみましょう。あなたのことをかんがえて、おうちの人もいろいろな気持きもちをはなしてくれます。おたがいがこれだ!とおもあなただけのルールリストができるまで、あきらめずにはないましょう。ルールをめてたのしくゲームをプレイしたいですね。

おうちの人と一緒に楽しもう!!

いまeいースポーツといって、ゲームをつかった対戦たいせんがスポーツ競技きょうぎとして世界中せかいじゅうがっています。今後こんごオリンピック競技きょうぎにもなるのではないか?とわれているeスポーツ。

ゲームは純粋じゅんすいたのしい!とおもえるものばかりです。おうちのひと一緒いっしょたのしんでみてはいかがでしょうか?2つの代表的だいひょうてきなゲームを紹介しょうかいします。

桃太郎電鉄ももたろうでんてつ

むかしからある代表的だいひょうてきなすごろくゲーム。地理ちり勉強べんきょうにもなると、小学校しょうがっこう授業じゅぎょうでも使つかわれています。また、かね勉強べんきょうできると人気にんきがあります。

マリオカート

大学だいがく研究結果けんきゅうけっかにより、集中力しゅうちゅうりょくがあがるゲームといわれているマリオカート。単純たんじゅんなカーレースとおもいがちですが、どのアイテムをつかって1になれるか、集中しゅうちゅうしたプレイがもとめられます。

リリナ

わたしもママにリストをせて、はないをたくさんしたわ。そうしたらママが、わたしのダンスの練習時間れんしゅうじかん宿題しゅくだいをする時間じかんかんがえてくれてはないができたわ。こまったことがあったら、そのときにまたはないをするかんじね。ルールをめていまは、安心あんしんしてたのしくプレイができているの!

まとめ

おぼえよう!

  • ゲームからまなぶことを、具体的ぐたいてき説明せつめいできるようになろう。
  • 言葉ことばではなかなかルールがめられないこともあるよ。かみいてはないをしよう。
  • おうちのひと一緒いっしょおもいっきりたのしもう!

保護者の方へ

保護者が決めたルールを、子どもに話していませんか?子どもは、なんでなんだろう?と疑問に思ってもなかなか聞けないもの。確かにルールがないと、子どもは1日中ゲームとなってしまいます。「あなたには他にもやることがあるんだよ。1日の時間は限られているからゲームをする時間は決めようね。」とていねいに理由を話してあげると、子どもも納得して話し合いができるでしょう。また、課金トラブルや誹謗中傷、個人情報が流出するトラブルも考えられます。保護者もゲーム本体の仕組みを理解し、本体に制限をかけてみるのもお勧めです。これはなんだろう?とメッセージがでたら、子どもと一緒に考えてみましょう。保護者だけが判断せず、子どもにもこれは安全か、危険かを判断させる機会を設けるといいですね。

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