表計算ソフトってなに?
今回は、マウスでの操作が多いのでマウス操作に慣れている方向けの記事です。
表計算ソフトって知ってる?表を作りたい!計算したい!という願いをかなえてくれる、すごいソフトなんだよ!
そうなの!?それなら…、表計算ソフトを使ってお願いがあるの…。おばあちゃんからもらったお金や、お菓子を買った金額を計算してくれるおこづかい帳がほしいの。
おこづかい帳!大得意だよ!!表計算ソフトまかせて。
まずはそれぞれの名前を覚えようね!
- 縦が「列」、横が「行」という。
- 1つひとつの四角をセルといい、いくつかのセルをまとめたものをセル範囲という。
- セルの場所は、列の英語と行の数字を組み合わせてあらわす(B1)。
- セル範囲は左上と右下のセルを「:」でつなぐ(G5:H6)。
表計算ソフトでおこづかい帳を作ってみよう!
さっそく表計算ソフトを使って、リリナちゃんのおこづかい帳を作ってみよう!
楽しみだわ♪
セルに文字を入力する
1番上の行(A1)から、横に文字を入力してみよう!
おこづかい帳に必要な内容を、それぞれのセルに入力していくよ。
おこづかい帳には、お金をもらった日にちや、何に使ったかを書いていくわ。入力してみたけど…、もうちょっと見た目を見やすくしたいな。
見栄えをよくする
文字の大きさを変更したり、セルの真ん中に文字をもってくることもできるよ。セルの行ごとに色をつけて見やすくすることもできるよ!
セルに計算式を入力する
まずはじめに、前の月から残ってるお金を「くりこし」として残金(E2)に入力するよ。
4月3日にお菓子を200円買ったの。出金のセルに200と入力したら、残金を自動で計算するようにしたいわ。毎回計算するのも大変だから…。
そんな時は計算式を入力して保存しておくと、自動で計算してくれるよ。
「E3」のセルの上で一度クリックしてセルを指定して、
「=E2+C3ーD3」といれてみて。合計金額を自動で計算できるよ。
ほんとだわー!自動で計算してくれるなんて、すごい!!
計算式の意味は「残金500−お菓子200=残金300」と計算してね、になるのかな。
足し算や引き算はもちろん、かけ算、わり算に使う記号のことを演算子というよ。これでいうとマイナスやプラスの記号だね。知っておくと、表計算ソフトの可能性が無限大になるよ!
セルをコピーする
今は4月3日だけ自動で計算してくれる計算式を入れているわ。
この計算式を他の日にも使いたいな。
計算式を下のセルにも使いたい場合には、E3セルを一度クリックするよ。そのセルの右下に十字のマークがでたら、クリックしながら、びー!っと下に伸ばすイメージで動かすと計算式をコピーできるんだよ。
計算式もコピーできるのね。すごいわ!
関数を使って合計を計算する
今月の入力が終わったわ。
入金や出金の合計金額を計算しなきゃ…。
そんな時も表計算ソフトは大活躍!関数を入れることで、自動で合計金額を出してくれるよ。SUM関数を使ってね。
C8のセルに=SUM(C3:C7)と入力するよ。
すると合計金額があっという間に計算できるんだよ!
4月3日から4月30日までの、もらったお金を全部足してね、
とセルに教えたのね。
出金の合計も、コピーして同じように出すといいよね。
完成!さっそく使ってみよう
お金が入ったり、使ったりしたら毎日記録しよう!
残金もちゃんと計算式が入れてあるから、自動で計算してくれるね。
残金が多くなれば…。あのゲームも買えるかも!!
1か月間でもらったお金と使ったお金がわかるね!
今まで書いて計算して…と大変だったけど、表計算ソフトを使うと簡単におこづかいの管理ができるね!
まとめ
表計算ソフトでは、表を使って数値の計算や分析を行うことができるよ。
おうちの人や先生に、どんなところで表計算が使われているか、聞いてみてね!
保護者の方へ
金融教育+パソコンの勉強として、お子さんと一緒に、手づくりのおこづかい帳を作ってみましょう!
大人はオリジナル家計簿を作ることもいいですね。
途中、計算式や関数の話が出てきますので、考えながら作成できるといいですね。